日々感じたことを
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事業仕分けが進んでいるようです。
国の行う事業の総点検と言う意味で評価すべきものだと思っています。
ただ、科学研究の削減にはもう少し慎重さが必要だったのではないかと思います。

近年では、産学連携という形で民間との共同研究・開発が行われているものがあり、中には起業にまで至っている例もあるようです。民間企業の更なる投資に期待して産学連携関連の予算が削減されたことは、昨今の民間企業の厳しい経営環境に目を瞑れば、一応すじが通っているということになるのかもしれません。

しかしながら、基礎研究分野については問題があるように思います。基礎研究分野は、商品に直結しないようなものも多く、民間企業の投資が進みにくい領域です。電磁気学黎明期の英国で講演を聞いた聴衆から「それはなんの役に立つのか」と問われ「これは未だ赤ん坊のようなものだ」と答えたとの逸話もあります。

日本は第二次大戦後の高度経済成長を経て技術立国としてMADE IN JAPANの商品を世界に送り出してきました。現在、中国が世界の工場となり、其の位置に付きつつあります。人の手を使って安く大量生産するもので日本は中国を越えることは難しいでしょう。中国では国内に大きな所得格差があることが、問題ではあっても、人件費を低く抑えることにも寄与している側面があるわけです。もし日本が同じ土俵で戦う気なら、それと同等の所得で喜んで働く日本人を作り出す必要があるわけです。

日本は、特許や其の他の権利などの知的財産を蓄積し収益につなげるという段階に進むべきではないのでしょうか。そのためにも、このような分野にこそ長期戦略を持って国があたるべきなのではないのでしょうか。

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